レザーアイテムを好みの色でデザインし、注文できる革ブランド、
それが「JOGGO(ジョッゴ)」です。
画期的な商品であり、人気を集める理由がわかります。
用意された14色の中から、自分が思い描いた通りに配色し、世界に一つの商品を注文できるサービスは革新的ともいえます。
わたし(財布のJG)も財布の販売経験があるのですが、財布を好みの配色で作るには、柔軟な生産体制が必要になることが容易に想像できます。
それゆえ、このサービスを実現しているジョッゴに注目し、本記事にまとめてみました。
疑問
- JOGGO(ジョッゴ)はどんな財布があるの?
- お値段はどう?
- 評判や口コミは?
- そもそもジョッゴってどんなブランド?
- 品質は?
- どこで買えるの?
では、さっそくの回答!↓
カラーを自在に操れるコンパクト財布多数
まず気になる財布ですが、JOGGO(ジョッゴ)にはコンパクト財布が6種類あります。
2つ折りミニ財布 10,780円
(サイズ:110×90×15mm) (レビュー準備中)
JOGGO|2つ折りミニ財布コンパクトウォレット 7,590円
(サイズ:100×89×15mm)
JOGGO|コンパクトウォレット3つ折りミニ財布 15,180円
(サイズ:100×80×25mm)
JOGGO|3つ折りミニ財布2つ折りエッジカラー財布 9,790円
(サイズ:95×90×15mm)
JOGGO|2つ折りエッジカラー財布四角いコインケース 6,490円
(サイズ:76×72×20mm)
JOGGO|四角いコインケース丸いつまみのマルチウォレット 8,690円
(サイズ:111×87×18mm)
JOGGO|丸いつまみのマルチウォレットどうでしょうか?ご覧のように、非常にカラフルでワクワクするラインアップ。
自分の好みで牛革の色(14色から)を変えられるため、想像も掻き立てられます。
財布の形状はオーソドックスにまとまっていて、失敗がないのも嬉しいポイント。
今回はコンパクト財布のみの紹介でしたが、ブランド自体は商品数も60点と超豊富です。
プレゼントに喜ばれる!
財布以外にも、バッグ、スマホケース、ブックカバーなどが揃っているため、
- 大切なあの人へ記念ギフトや誕生日プレゼントに
- 自分へのご褒美に
こういった贈り物に重宝できそうです。
補足ですが、「色を自分で決める自信がありません!」という方へ、事前に準備された人気デザインから選べるため、心配はいりません。
どこまでも丁寧でテンションが上がるブランドですね!
JOGGO(ジョッゴ)|オンラインショップ【価格】コンパクト財布の価格は6,490~15,180円
自由にカラー配色、そして名前の刻印ができるJOGGO(ジョッゴ)のコンパクト財布ですが、実は価格も超お手頃!
コンパクト財布の値段はなんと、6,490~15,180円の範囲でまとまっています。
こんなサービスでこのお手頃価格となると、他のレザーメーカーは驚愕しているでしょう。
そして忘れてはいけないポイントが、ジョッゴの製品は本革だということ。
特有の心地よい肌触りや経年変化まで楽しめるとなると、お釣りすら返ってきそうな価格です。
【評判】愛着が湧く満足の品質
「こんな素晴らしいサービスでこのリーズナブルな値段だと、品質が心配!」
という方もいるのではないでしょうか。
わたしが言うのも何ですが、同感です。
口コミをチェック
この疑問に回答するため、ジョッゴのサイトに記載されたレビューを一つ一つ確認し、まとめてみました。
プラスな口コミ
- しっかりした作り
- カスタマイズと名入れに満足
- 商品が素晴らしく、喜んでもらえた
- 自分で配色するため愛着が増す
- 本革の色合いが鮮やかで可愛い
- 使いやすい
マイナスな口コミ
- 名入れの刻印が小さい
見ての通り、仕上がり、デザイン、機能性で圧倒的に満足している方が多いことが分かります。
さらに自分でデザインするため、愛着も湧くのが良さそうですね!
名入れは小さい
目立ったマイナスの口コミとして、名入れの刻印が小さかったことが挙げられます。これは個人差が出ますね。
わたし個人の意見になってしまいますが、名入れ刻印が大きいと照れくさい気もします。
小さいけど、確実に「この人のもの」とわかる今のサイズ感が嬉しいですね。
まとめてみると、「良品質の財布を自分でデザインし、他にはない特別な財布を手にしたい」という方にはオススメの商品のようです。
レビューしました!
補足ですが、わたしもジョッゴの「2つ折りミニ財布」を使っているのでレビューしました。
JOGGO(ジョッゴ)とは
ここまでくると、「一体だれがこんな凄い仕組みのレザーブランドを作ったんだ?」と疑問に持つ方もいるかもしれません。
もちろん、それに関してもまとめました。
まずは急いでいる方に向け、ブランド「JOGGO(ジョッゴ)」について要約しました!↓
JOGGO(ジョッゴ)とは
バングラデッシュの貧困問題を解決する一環として、2013年に企画が開始されたレザーブランドです。
自分の好みで配色できる高品質なレザーアイテムを、リーズナブルな価格で販売しています。
バングラデッシュの職人さんが作り出す商品のクオリティーはお墨付き。
評判はテレビ番組(カンブリア宮殿)でも取り上げられています。
まさにレザー業界のユニクロといった印象。高品質・リーズナブル・定番。
ブランドの運営会社は株式会社ボーダレス・ジャパン
「JOGGO(ジョッゴ)」は株式会社ボーダレス・ジャパンのグループ会社が運営するレザーブランドです。
株式会社ボーダレスジャパンは、「ビジネスで世界の貧困問題・差別問題・環境問題を含めたさまざまな社会問題を解決し、素敵な社会をつくっていく」という理念のもと、事業を行っています。
つまり、ジョッゴも社会問題の一つを解決するために設けられた事業になります。
では、カラーカスタマイズ可能なレザーアイテムを販売することで、どのような社会問題を解決しているのでしょうか?
バングラデシュが抱えていた問題
これを理解するためには、ジョッゴのレザーアイテムが製作されている国、バングラデシュについて理解する必要があります。
まず、バングラデシュはアジア最貧国です。働く環境すら無い人も多く、貧困から抜け出せないという社会問題がありました。
一方、国内には大量の牛皮が余る問題も生じていました。
毎年おこなわれるイスラム教の祝祭で、神様に牛を捧げるため、大量の牛皮が発生していたのです。
問題をビジネスチャンスに
ここでボーダレス・ジャパンは、この一件結びつかない二つの問題を、アイデアを駆使してビジネスに変えます。
確かな腕をもつ革職人さんを育成しつつ、大量の牛皮で品質の高いレザーアイテムを作る工場を建設したのです。
さらにレザーアイテムを好みの色でデザインし、注文できるシステムを設けることで、差別化も図りました。
結果的に、ジョッゴに関わる全ての人がwin-winの関係を築きながら、社会問題まで解決するビジネスモデルを作り上げたのです。
社会問題を解決
これは衝撃です。そして質の良い商品がこの価格で提供できる理由がわかりました。
何より、「ジョッゴの商品を買う」という選択が、社会問題を解決することにも直結しているところが素晴らしいですね。
ボーダレス・ジャパン設立者の田口一成とは
ちなみにJOGGO(ジョッゴ)などの素晴らしい事業を展開している「株式会社ボーダレス・ジャパン」の代表は田口一成(たぐちかずなり)氏です。
どんな人物か気になりませんか?
この田口氏はなんと、日経ビジネス で「世界を動かす日本人50」、2019年Forbes JAPAN(米国の経済雑誌の日本版)で 「日本のインパクト・アントレプレナー35」、にそれぞれ選出されています。
そう、実は今注目されている起業家なのです。
田口一成氏の躍動
それでは、田口氏のルーツを追ってみます。1980年生まれの田口一成氏は、もともと福岡で育ちます。
学生時代は野球やテニスに打ち込むスポーツ少年でした。大学は早稲田大学の商学部に進学するものの、授業にはほとんど出席しません。
お酒を飲みながら、友人と哲学や経済について議論しながら飲み明かす日々。
「自分は何者になりたいのか?」ただただ悶々とした日々を過ごしていたそうです。
親近感!
これは大学生活あるあるですね。講義を受けたところでイマイチしっくり来ないことがあります。
田口氏も最初は普通の学生であったことに親近感がわきます!
貧困問題に衝撃
そんな中、たまたまテレビで栄養失調になっているアフリカの子供を見て衝撃を受けます。
「貧困で苦しんでいる人を助ける仕事に人生を賭けよう」
19歳の決意です。
そこから実際に行動に移すものの、NGOの人に諭(さと)されます。
「本当に貧困問題を解決したいなら寄付する側にまわれ」
田口氏の凄いところはそこからの実行力です。
大学3年時にワシントン大学へビジネス留学。新卒では大手企業ミスミに入社し、2年間のキャリアを積みます。
なんと入社面接で
「数年でやめます。しかし将来1兆円企業をつくるので、ぼくがミスミ出身ということで、ミスミには優秀な人材がたくさん入社することになる。なので採用した方が良い。」
そう言って、内定をゲットしたそうです。
圧倒的
ただただ、凄いですね。ちょっと凄すぎて意味が分かりません。
わたしなら内定が欲しいんで「一生ココで全力で働きまっすぅ!!」って絶対に言いますね・・・(苦笑)
事業を起こす人間はとにかく規格外です。
数年で起業
そして有言実行、独立して不動産の仲介サイトでビジネスをはじめます。
そう、はじめから社会問題に取り組めたわけではないのです。
まずは資金を安定させるため、不動産事業、友人や親戚からの資金の借入と、ありとあらゆる手段を用いたそうです。そこから苦労を重ねる日々。
徐々に、社会問題を解決するビジネスを立ち上げ、軌道に乗せていきます。
スピーチがイケてる
田口氏はビジネストークセッション「TEDトーク」で複数の社会問題に立ち向かってきたことを実例を挙げて紹介していました(超面白いですよ!)
これまでの取り組み
- 国内の外国人にとって賃貸を借りるハードルは高いため、自社で外国人用のシェアハウスを設立したこと。
- ミャンマーの小さな村では土地だけあるものの、お金がなく生活が困窮していた。そこで自社で土地を買いとり、ハーブを栽培。妊娠中と授乳中の方専用のハーブティーを作ったこと。
- アジア最貧国のバングラデシュで大量に余っている牛皮を使用し、レザー製品を作る工場を建設したこと。
このように、たくさんの社会問題にボーダレスジャパンは立ち向かっています。
今では社会問題を解決するグループ会社が35社以上にものぼるそうです。
JOGGOは「人に合った」という意味
ちなみに、ここまでブランド名「JOGGO(ジョッゴ)」を多用してきましたが、どういう意味かご存知でしょうか?
調べたところ、バングラデシュで使用されるベンガル語の言葉のようです。
意味は、「その人に合った(合わせた)」
お客様に合わせた配色のレザーアイテムを提供するコンセプトから、このブランド名が付けられたのです。
なんとも株式会社ボーダレス・ジャパンらしい、どこまでも他人思いのブランド名ですね。
【買える場所】JOGGOオンラインショップ
ここまで読んでいただいた方の中には、JOGGO(ジョッゴ)のビッグファンになってしまったという人もいるでしょう。
早速、ジョッゴの財布を買いに町に出る準備をしているかもしれません。
しかし、注意が必要です。
公式オンラインショップ
ジョッゴの商品はその性質上、実店舗をもちません。
商品は公式オンラインショップからのみの購入になります↓
JOGGO(ジョッゴ)|オンラインショップ事前にレザーを確認したい!
ちなみに、
「購入前に手にとってに素材の質感を確認したい!」
というご意見もあるかと思います。
その場合、レザーサンプル配布サービスも用意されているため、利用してみるのをオススメします!↓
レザーサンプル配布サービス【まとめ】カラーシミュレータを無料で遊び倒す!
自由にレザーの色を選べるJOGGO(ジョッゴ)というブランドを知ったとき、注文者の一人一人の思いを大切にした素晴らしいサービスに感じ、とにかく感動しました。
しかし、その後ジョッゴについて調べ、社会問題を解決するためのビジネスモデルであったことを知り、感動は増すばかり。
注文者に限らず、製品を作る一人一人の思いまで大切にしていることを知ったからです。
ボーダレス・ジャパンから目が離せない
さらに今では巨大な会社ですが、もともとはたった一人の人間の思いによって生み出されたことを知り、驚きは頂点を迎えました。
田口一成(たぐちかずなり)氏の実績をみて、「こんな人が世の中にいるのかと、、」ただただ驚愕するばかりです。
わたしは今後も、ジョッゴと運営会社ボーダレスジャパンの行く末を追っていきたいと思います。
JOGGOのカラーシミュレーターが最高に楽しい!
最後に、わたしがどうしても補足したいことが一つだけあります。
それがジョッゴの商品を購入する際、使用することになるカラーシミュレーターの楽しさです。
サイトデザイナーの藤村塁(ふじむらるい)氏は、シミュレーターの「使い心地」そして「実際の商品とのギャップを小さくすること」にこだわったそうです。
わたしも実際に使用し、注文してみました。シミュレーターを使うと、とにかくイメージが膨らみます。
「この色にしようかな!やっぱこっちにしよ!」と、恥ずかしながら童心に戻った気持ちでした。
ちなみに、ログイン登録しないで楽しめます!ただ遊んでみるのも一興です!
JOGGO(ジョッゴ)|オンラインショップ