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【超分かりやすく解説】コンパクト財布はただの流行?財布の歴史と未来!

最近コンパクト財布が流行ってますが、

  • 「ただの流行りなの?」
  • 「購入するべき?」

と疑問を持つ方に向けて本記事を書きました。

わたし(財布のJG)は財布を販売していたため、この疑問はずいぶん前から抱いていました。

結論として、わたしの予想ですが、コンパクト財布は2027~2030年ごろまで続く長期的なトレンドだと考えています。

もちろん、適当に回答しているわけではありません。貨幣の歴史と今後のキャッシュレス時代を見つめて結論を出しました。

そのあたりの詳細も本記事でまとめましたので、是非ご覧ください。

コンパクト財布は未来の2030年ごろまで流行

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一般社団法人キャッシュレス推進協議会が発行している「キャッシュレス・ロードマップ2021」では、2030年に日本が世界最高水準のキャッシュレス社会になることを目標としています。

この「世界最高水準」とは、顔認証・歩容(ほよう)認証が普及すると、手ぶら決済が当たり前になります。

さらに、それまでのマイルストーンの一つとして、2027年には日本全国どこでもキャッシュレス決済可能の社会を目標に掲げています。

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以上のことから、財布は2027~2030年ごろまで持ち歩く必要がありそうです。


コンパクト財布は今が買い時の理由

となると、結論から言えば、コンパクト財布は今が買い時でしょう。

キャッシュレス決済の普及により、現金を持つ量は減りました。普通の長財布や二つ折り財布では普段使いとして大きく、少しかさばります。

そして現金の使用機会が減ってはいるものの、キャッシュレス決済を導入していない店舗や病院もいまだ多く、いざという時に財布が必要になることも事実。

やはり、持ち運びが快適なうえ、必要十分な量の現金を持ち運べるコンパクト財布が最適解の社会になっています。


新発行されるお金

さらに、2021年11月1日に新しい500円硬貨の発行が開始されました。すでに手元に所持している人も多いのではないでしょうか。

2024年には新札(1万円券、5,000円券、1,000円券)の発行もあります。

新しい硬貨やお札を使う楽しみまた一興。

とくに最先端の偽造防止技術は一見の価値があります。例えば新500円硬貨の「異形斜めギザ」は世界初の導入であり、技術の結晶です。

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引用:財務省

500円硬貨の側面に異なるギザ形状が見られます。

ポイント

世界的にキャッシュレス化が進む中、海外の状況を見ても、スウェーデンを除いて紙幣の流通量は増加傾向にあります。

キャッシュレス化は取引面で便利ですが、紙幣の需要は取引以外にもあり、全体として増加傾向にあると考えられているそうです。

これらの事実を踏まえると、今はキャッシュレス決済と現金の両方が楽しめる最適の時期と言えるでしょう。


過去2700年間つづいた財布の歴史に終止符

2030年ごろには財布を持ち歩かなくなる可能性があります。財布の歴史に終止符が打たれるのです。

さらりと書きましたが、これは大ごとです。

わたしたちは2700年続いた財布文化の終焉を目撃するからです。


財布の起源

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引用:CNG

財布文化が終わりを遂げる前に、財布の起源や今の形になった経緯について簡単に見てみましょう。

まず諸説ありますが、世界で最初の金貨は紀元前7~6世紀にトルコ西部で登場した「エレクトロン硬貨」だといわれています。

また、中国では紀元前11世紀ごろから貨幣が登場しているという説もあり、中国から運ばれた硬貨が日本でも発見されています。

財布の定義を「お金を入れるもの」とするならば、これらの時期に財布のようなものがあったと考えられます。


国内の財布の歴史

日本では667年~672年(近江朝時代)に無文銀銭(むもんぎんせん)という日本最古の硬貨が発行されています。

しかし、当時は複数の問題で普及せず、国内の発行は停止しています。

1192年の鎌倉時代に入り、租税の銭納化(せんのうか)。

さらに中国との貿易が盛んになり、大陸から銭貨の輸入が増えました。

それまで物の売買が米を媒介としていたのに対し、鎌倉時代中期から銭での売買が一気に普及しました。

この頃に、旅に必要な薬や銭を入れる燧袋(ひうちぶくろ, 火打道具を入れて携帯する小さな袋)の多様な派生がでてきたと言われています。

その中に巾着(きんちゃく, 布や革などでつくり口を緒でくくる袋)のようなものが登場してきたのでしょう。

今でいう「財布」の原型と言えますね。(ちなみに、「巾着」という名称が登場したのは江戸時代(1600年代)とのこと)

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巾着はそのまま大正時代まで使用されることになります。

最初は革製でしたが、時代とともに織物が使用されるようになっています。

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そして明治時代の財布はがま口紙幣入に別れます。

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がま口は1871年(明治4年)の新貨幣発行後に次第に普及しました。(がま口自体はヨーロッパから明治政府の商人が持ち込んだものだそうです)

紙幣の発行と同じくして、二つ折りの紙幣入も流行します。

これは紙幣と銀貨の両方を入れられるもので、二つ折り財布の原型と呼べるでしょう。

財布の形状を追ってきましたが、ようやく馴染みある最近の財布が登場します。

それが1950年代にアメリカからジーンズが輸入されたことで普及した、ポケットにおさまる現行の二つ折り財布

その後、1980年代後半からはじまったクラシコイタリアブームの到来により、スーツやジャケットに合う長財布も続きます。

ようやく、電子マネーの普及に伴い、2000年代あたりからコンパクト財布が普及することになりました。


みんなが使ってきた財布

このように、財布は非常に古い歴史をもっており、時代に合わせて形状を変えながら今日まで続いてきたことが分かりました。

わたしたちの先祖を含め、財布は多くの人が所持してきた人類にとって必須のアイテムという見方もできますね。

そう考えると感慨深いものです!


【まとめ】財布の最後を見届ける

本記事では最近ふえているコンパクト財布がしばらく続くトレンドになることを予測しました。

あわせて、「完全キャッシュレス化を迎える未来」「現金とキャッシュレス決済が楽しめる今」、そして「財布が形状を変容しながら築いた過去」を確認し、ノスタルジーに浸ることもできましたね。

日常では気にも留めない財布ですが、人類の文明の発展そのものを意味していたことに気がつきます。

インターネットなんかの技術革新により、キャッシュレス決済という取引手段が普及することもまた一つの自然な流れといえるでしょう。

2030年から完全キャッシュレス決済社会が実現するとなると、私たちが新調できる財布はあと一つか二つかもしれません

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