yuhaku(ユハク)といえば、独自の染色技術によるオシャレなレザーアイテムが人気です。
わたしも「ミニマルウォレット YFF191(ブルー×ブラック)」を4週間ほど使用したのでレビューしました。
オススメな人
- 秀でたデザインの財布で感動を手にしたい
- 極小の財布で軽快な日常を送りたい
- ジャケットの腰ポケットにも財布を入れたい
- セカンドウォレット・ミニマリストウォレットとして使いたい
セカンドウォレットとして使いたい人、あるいはミニマストにピッタリの三つ折り財布でした。
見るもの全てを釘付けにする、オシャレなレザーアイテムを手に入れたい方にオススメです。
yuhaku|公式オンラインショップ|ミニマルウォレット YFF191
筆者プロフィール
財布のJG。財布コレクターです。そして数十種類のコンパクト財布を使用し、比較検討しています。過去に財布の販売経験もあります。
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ユハクってどんなブランド?美しすぎるレザーのミニ財布に迫る!
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【仕様とカラーラインアップ】
【yuhaku】ミニマルウォレット YFF191の仕様
価格 | 39,600円 |
カラーラインアップ | ブルー、ワイン、グリーン |
サイズ(cm) | 縦7.1×横9.6×厚み1.5(公式サイト) 縦7.2×横9.9×厚み1.5(実測値) |
重さ | 73g(公式サイト) 41g(実測値) |
素材 | 表地:イタリア産キップ 裏地:国産キップ |
最大収納目安 | 紙幣10枚、カード5枚、硬貨18枚 |
合うシーン | ビジネス、スマートカジュアル |
対象ユーザー | メンズ・レディース |
5つのカラーパターン
- ブルー×ブラック(YFF191)
- ワイン×ブラック(YFF191)
- グリーン×ブラック(YFF191)
- ブルー×ホワイト(YFF191N)
- ワイン×ホワイト(YFF191N)
yuhaku(ユハク)のミニマルウォレットには、型番がYFF191(3色|39,600円)のものと、↓
YFF191N(2色|44,000円)の2種類あります↓
どちらも全く同じ形状ですが、型番YFF191Nは白色の染色を行なっているため、さらに手間がかかるということで値段がやや高め。
どれもメチャクチャおしゃれので、直感のおもむくままに選んでくさい。
わたしはyuahku(ユハク)の公式オンラインショップをたまに巡回していますが、全ての色がそろうことはホントにまれです。
とにかく人気で、直ぐ売り切れるイメージですね。
【外観】もはや見惚れるレベル
yuhaku(ユハク)独自の技法によるグラデーション染色は文字通り「見惚れます」。
これだけ美しく、感動するレザーを他に見たことがありません。まさにNo.1。
私もレビューするため、これまでたくさんの財布を撮影してきました。
なかでも、ダントツで楽しかったのが「ミニマルウォレット YFF191」ですね。
どの角度から撮影しても美しく、いつまでも見てられました。
あらゆる角度で満足させられる見栄え
たとえば職場でさりげなくこの財布を置いてみてください。誰もが食いつく圧倒的過ぎる雰囲気を放ちます。
「レザーの風合い」と「染色の色合い」の両方が楽しめるこの魅力。見るだけでこんなに楽しい財布は初めてでした。
手仕上げで染色しているからこそ、この絶妙なカラーグラデーションが可能なのでしょう。
内側には黒色のキップ(生後6ヶ月~2年以内の牛)レザーがぜいたくに使用されていました。
ほど良い緊張が走る高級感。
手にすっきり収まるこの鮮やかな色合い。不思議な引力すら感じますね。
財布を取り出すのがとにかく楽しくなりました。
さりげないyuhaku(ユハク)のロゴによる主張。
サイズチェック|小さい・薄い・軽量の三拍子
交通系ICカードと比較して分かるこの小ささ。どんなポケットにも簡単に入りました。
空の状態だと15ミリを切る厚みでした。キャッシュレス時代に嬉しい薄さです。
お札10枚、コイン15枚、カード4枚を収納して厚みはわずか26ミリでした。ポケットに入れてもスタイルはそのまま。
わずか41グラムの軽さ。身体も軽快に動き出します。
スーツの腰ポケットにすっきり収まりました。軽快な身動きと瞬時の取り出しが実現。
もちろんパンツの前ポケットにも。
【使い勝手】yuhakuらしい工夫
yuhaku(ユハク)といえば、使い心地を追求した工夫がアイテムの細部に見られる印象。
なので、他のブランドのありきたりなアイテムとは一線を画す洗練された形状です。
実際、「ミニマルウォレット YFF191」でもそんな"ユハクらしい”工夫が見られました。
それでは具体的に見ていきましょう。
【開け方】
まず財布を開きます。
開くとすぐにコイン、カード、お札が見えました。
小銭入れはすぐに取り出せるポジション。
【小銭入れ】これは見やすい!
コインポケットは"ユハクらしい”工夫が見られる浅い構造で、小銭がとにかく見やすかったですね。
深さですが、人差指の第一関節と第二関節の中間あたりまで入るほど。
深いコインポケットのように、手前の小銭の奥に小銭が隠れるようなことはありませんでした。
コンパクト財布の中ではかなり見やすく、かつ取り出しやすい部類に感じましたね。
ちなみに最大で合計18枚のコインが入りました。
所感
使いやすい分、何かしらの事情(お札を崩したかったり)で小銭を多めに持ちたいときには小さく感じるサイズですね。
普通に現金を使う範囲なら、よほどのことが無い限り十分。
【カード入れ①】4枚がちょうどいい
カードは左手の人差し指で押しながら、右手の指でつまみだすタイプでした。
革が伸びるまでは(買った当初は)4枚がちょうど良かったです。
入れてた4枚のカード
- 保険証
- クレジットカード
- キャッシュカード
- 交通系ICカード
5枚目のカードも入りましたが、最初はかなりキツイ。
(家で使ってないときに5枚目のカードを入れて革を伸ばすのもあり)
カードは1枚でもOK
補足で、カードを1枚だけ入れたときでも、滑り落ちるような緩さはありませんでしたね。
カード入れの裏面には凹凸状の滑り止めもされていて、安心のフィット感です。
【カード入れ②】かなり取り出しやすい
"ユハクらしい”工夫はカード入れにも。
財布を閉じたままカードが取り出せました。これはホントに嬉しかったポイント。
頻繁に使うのがクレジットカードなので、スマートに取り出せたのが便利でした。
【お札入れ】ん、なんかカッコいいぞ
お札入れは"ユハクらしい”独創的なデザイン。はじめて見るタイプでした。
写真のように↓お札を端から三つ折りにたたんで入れます(10枚は収納できました)。
お札をたたむのには慣れが必要でしたね。
そしてお札を取り出すときはこんな感じで横から引っ張ります。
ICカードも
交通系ICカードはカード入れの一番奥に入れてました。
これにより、スムーズな読み取り。
【品質】どこまでもセンス抜群
yuhaku(ユハク)「ミニマルウォレット YFF191」はレザー素材から仕上がりまで、質とセンスが素晴らしかったです。
ユハクの唯一無二のレザー、そして国内の職人さんによる丁寧なモノづくり、この両者が揃うことで芸術的な逸品となっているのでしょう。
【革①】上質な光沢感が嬉しいキップレザー
「ミニマルウォレット YFF191」には、イタリアでなめされたキップ(生後6ヶ月~2年以内の牛)レザーが使用されています。
主流のステア(生後2年以上の牡)レザーと比べ、銀面(表面)がきめ細かで美しく、希少性も高い革ですね。
触ってみると、しっかりとハリのある感じ。
そして銀面には高級感のあるキラキラした光沢がありますね。革の表面は磨かれている(グレージング加工)のかもしれません。
【革②】色と風合いの両方が楽しめちゃう
職人さんによって一つ一つ手作業で染色されているからこそ実現できる美しいグラデーション。
さらに染料も工夫することで、透明感のある仕上がり。
キップレザーのきめ細かな繊維の風合いが損なわれていません。
遠目からは粋なグラデーションカラーが楽しめ、じっくり観察するとキップレザーの美しさが見れる二重取り。
【革③】内装までぜいたく素材
普通の財布は内装を安価なレザー素材にすることで、材料費をおさえる傾向にあります。
ですが、「ミニマルウォレット YFF191」は内装までぜいたくにキップレザー(フランスなめし)を使用。
このダークな内装が財布全体の印象をかっこよく引き締め、さらに表側の鮮やかな色合いを引き立ててました。
すげぇセンスです。
見てください!|渾身のコバ塗り
「ミニマルウォレット YFF191」はオシャレでありながら、端正な雰囲気。
これは財布の輪郭がキレイに整っているからでしょう。
この一体感ある丈夫で丁寧なコバ塗り見てください↓もはや説明はいりません。
安心|丁寧な縫製
デザインが良いアイテムほど、わずかな仕上がりのミスが目に付きがちです。
ですが、「ミニマルウォレット YFF191」はどこを見ても安心できる丁寧な縫製。
職人さんの自信を感じます。
高級感UP|念引き
縁(ふち)の念引き(線)が輪郭を引き締め、高級感を演出しています。
ボタンまでカッコいいじゃん、、
ボタンには「SELEX」のダークなドットボタンが使用されてました。
固すぎない、だけどしっかりした脱着感。
艶(つや)もひかえめで、ここでも高級なテイストがにじみ出ています。
ホントにカッコいいです↓
【デメリット】お札入れは慣れが必要|対策も
ここでデメリットをまとめておきます。
デメリット
- お札入れは慣れが必要
初めて見る形だったんで、斬新でカッコ良いお札入れに感じました。
ですが、コインポケットの小銭がこぼれ落ちないように意識しつつ、お札を出し入れするのは慣れが必要でしたね。
アブラサスの三つ折り財布「小さい財布」と比べると、決して使いやすいタイプではありません。
対策
対策として、スマホ決済を増やし、お札入れの使用回数は減らすのが一番良いですね。
いざとなったら使う感じです。
あと、完全に私個人の意見になりますが、ちょっと使いにくいぐらいが逆に愛着がわきましたね(笑)
本当に魅力的なモノに出会うと、欠点があっても使い続けたくなる感覚です。
お札入れの欠点を補って余りあるコンパクトさ、丁寧な仕上がり、そして美しいレザーが「ミニマルウォレット YFF191」に感じました。
色移りは特に感じず
今のところ、色移りは感じていません。
が、白いシャツを着たとき、かすかに色移りすることがあるらしいですね。
購入したばかりの青デニムが、白のシャツに色移りするのをイメージするとわかりやすいでしょう。
なので、白系統の服を着るときなんかは、事前に色移りする素材か確認してみると安心です。
【まとめ】大人になって久々の感動
大人になると心から感動する機会が一気に減るものです。
いろんな経験を経て、ワクワクできなくなるのでしょう。
そんな中、yuhaku(ユハク)「ミニマルウォレット YFF191」は久々に飽きない感動をもたらしました。
思考を介さず、視覚から脳に伝わる心地よい美しい刺激。
なんとも言い難い懐かしい感覚が心を揺さぶりました。
セカントウォレットとして
yuhaku(ユハク)の美しいレザーのコンパクト財布は、その存在を知ったときから購入を考えていました。
迷ったのは、多数あるコンパクト財布の中から、どの形状をトライするかです。
悩み抜いた末、他では見かけない三つ折りの「ミニマルウォレット YFF191」がセカンドウォレットとして候補に入ります。
【買った場所】お得にいざ購入
美しいレザーに留まらず、斬新なお札入れやカードと小銭の使い勝手にユハクらしい工夫を感じ、公式オンラインショップで購入を決意。
ですが、好みの色は売り切れ(泣)
手染めの革は大量生産できないことや、人気もあり、なかなか好みの色の在庫が補充されませんでした・・・
巡回を重ねて、2ヶ月。ようやく購入!
キャッシュレス決済の補助として
いざ使ってみると、身動きが快適な小ささ、そして目に入ると癒される色合いが最高でした。
さりげなく同僚や友人に見せたときの反応もたまらなかったですね(笑)
話の切り口を探すのが苦手な私のような社会人には強力な武器となりました。
財布の容量ですが、決して大きくないため、キャッシュレス決済の補助という感覚。
もちろんカードは取り出しやすいので、クレジットカードはガンガン使用できます。
実質、メインの財布として使用
セカンドウォレットして購入しましたが、絶対に必要な4枚のカード↓が入ったので、実質メインの財布になりました。
入れてた4枚のカード
- 保険証
- クレジットカード
- キャッシュカード
- 交通系ICカード
ポイントカードは出来るだけアプリに変換しました。
たまに必要な病院の診察券、運転免許証、そしてサブのキャッシュカードやクレカは、パスケースに入れて必要なときだけ持ち運んでましたね。
yuhaku|公式オンラインショップ|ミニマルウォレット YFF191
【類似品】ほかにオススメのコンパクト財布
「ミニマルウォレット YFF191」以外にも、yuhaku(ユハク)には魅力的なコンパクトウォレットが多数あるので、ぜひチェックしてみてください。
最後に、他のコンパクト財布をお探しの方にいくつかアイテムご紹介↓
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